【初心者向け】「自分に合ったシャンプー」選びの基準は? | 選び方・使い方を現役美容師が徹底解説

この記事は、薬剤・成分・髪質改善に精通した美容師が自ら開発・監修するヘアケアブランドのヘアツリーが提供する、主に「どれを選べばいいの?」とシャンプー選びに悩む初心者向けて「、髪質・頭皮タイプ別の選び方、正しい使い方、初心者におすすめのブランド」まで優しく丁寧に解説した記事です。
<この記事のポイント>
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自分に合ったシャンプーを見極める3つのステップについて紹介
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髪質・頭皮タイプ別でシャンプーの選び方を解説
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間違えやすいシャンプーの使い方&正しいについても解説
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美容師によくある疑問を現役美容師が初心者向けに回答します
<美容師紹介(監修)>
・山内大成
表参道で15年活躍する現役美容師。髪質改善・ヘアケアの専門家としてメディア出演多数。年間1,000人以上の顧客の髪悩みに寄り添い、初心者でも実践しやすいアドバイスが好評。
1. はじめに:シャンプー初心者が抱える悩みとは?
シャンプー売り場に立ったとき、どれを選べばよいか迷った経験はありませんか?
「違いが分からない」「失敗したくない」と立ち尽くす瞬間を、実は多くの人が経験しています。
美容師のもとにも、毎日こうした相談が寄せられており、初めてのシャンプー選びで悩む方は非常に多いのです。
自分に合うシャンプーがわからない
「CMで良さそうだったから」という理由だけで購入すると、髪や頭皮に合わず失敗することもあります。
肌と同じように、髪や頭皮にも個人差があり、シャンプー成分との相性が非常に重要です。
特に初心者は、自分の髪質や悩みに合った商品を選ぶことが、健康で美しい髪を育む第一歩となります。
髪のパサつき、ベタつき…何が原因?
髪の広がりやべたつきは、シャンプーの成分や洗い方に原因があることも。
髪質や頭皮タイプに合ったシャンプーを使わないと、髪のダメージが進み、スタイリングがしにくくなる場合があります。
成分表示を確認する習慣を持つことは、初心者でも美髪を守る大切なポイントです。
美容師さんも実はよく受ける「あるある相談」
「何を使えばいいですか?」は、サロンで最も多く寄せられる質問のひとつ。
HAIR.treeは、プロの美容師が実際に髪を見てきた経験から、初心者でも失敗しないシャンプー選びのポイントを伝えています。
2. シャンプー初心者が最初に知っておきたい基本知識
シャンプー選びは、美しい髪を保つための基本です。
ここでは、初心者がまず押さえておくべき知識を分かりやすく紹介します。
シャンプーの役割と成分の基本
シャンプーは髪を洗浄するだけでなく、頭皮の健康を守る役割もあります。
保湿成分や補修成分が含まれたシャンプーを選ぶことで、髪にうるおいを与えながら、ダメージを予防することができます。
「洗浄力が強い=良い」は本当?
強い洗浄力は、皮脂や汚れをしっかり落とせますが、必要以上に使うと髪や頭皮が乾燥し、かゆみやダメージの原因になります。
初心者は、洗浄力と保湿成分のバランスを確認して選びましょう。
ノンシリコン/アミノ酸シャンプーって何が違うの?
シャンプーを選ぶとき、「ノンシリコン」「アミノ酸」と聞いて迷ったことはありませんか?髪質や頭皮に合ったシャンプーを選ぶことは、美髪を育てるための第一歩です。
ノンシリコンシャンプーの特徴
ノンシリコンシャンプーは髪表面をコーティングせず、自然な軽さと指通りを実感できます。
髪のボリュームを残しつつ、根元からふんわりと仕上げたい方におすすめです。
アミノ酸シャンプーの特徴
アミノ酸シャンプーは、髪や頭皮に近い成分で優しく洗い、潤いを守りながら内部を補修します。
乾燥やダメージが気になる髪、頭皮の敏感な方でも安心して使えるのがポイントです。
選び方の目安
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表面の軽さ・扱いやすさ → ノンシリコン
- 内部補修・頭皮へのやさしさ → アミノ酸
3. 現役美容師が解説する!「髪質別・頭皮別」シャンプー選びガイド
髪質や頭皮タイプによって、選ぶべきシャンプーは異なります。
ここでは代表的なタイプ別に、どんなポイントを重視すべきか紹介します。
「乾燥肌」「敏感肌」「脂性肌」でのシャンプーの選び方
・乾燥肌:低刺激・保湿成分入りシャンプーで髪を保護
・敏感肌:アレルゲンフリー、無香料タイプで頭皮を守る
・脂性肌:過剰皮脂をさっぱり洗い上げる洗浄力重視タイプ
「くせ毛」「直毛」「カラー毛」でのシャンプーの選び方
・くせ毛:うねり対策成分入りでまとまりをサポート
・直毛:艶感を重視して指通りを良くする
・カラー毛:退色防止成分で色持ちをキープ
香り・泡立ち・成分…何を重視する?
毎日使うシャンプーだからこそ、香りの心地よさも重要な要素です。
自分が続けやすい香りやテクスチャーを選ぶことで、ヘアケア習慣が自然と定着します。
4. 現役美容師直伝!初心者でも正しくできるシャンプーのやり方
正しい洗い方を知るだけで、髪と頭皮の健康を守れます。
ここでは、初心者でも簡単に実践できる方法を解説します。
実は間違いがち?NGな洗い方・すすぎ方
・いきなりシャンプーをつける:髪を濡らしたら、まず軽く水で流して汚れを落としてからシャンプーをつけましょう。
・すすぎ時間が短すぎる:泡や汚れが残るとべたつきやかゆみの原因に。髪と頭皮がスッキリするまで、しっかりすすぐのがポイントです。
美容室の“泡立ち”を自宅で再現する4つのステップ
「美容室のシャンプーのように、泡立ちよく洗いたい!」と思ったことはありませんか?
髪の絡まりを防ぎ、頭皮までしっかり洗える泡立ちは、美髪を作るための基本です。
ここでは自宅でサロンの洗い方を再現する4つのステップを紹介します。
STEP1:髪と頭皮をしっかり濡らす
まずは、髪全体をぬるま湯で充分に濡らすことが大切です。
髪が乾いたままシャンプーをつけると泡立ちにくく、絡まりの原因にもなります。
HAIR.treeのシャンプーは、アミノ酸系洗浄成分を採用しているため、少量でも泡立ちやすく、髪への負担も少なめです。
STEP2:手で泡立ててから髪につける
次に、手のひらでシャンプーを軽く泡立てます。
クリーミーな泡ができたら、頭皮に優しくマッサージするように洗いましょう。
泡が髪にしっかり行き渡ることで、汚れや余分な皮脂をやさしく落とせます。
STEP3:プレ洗いを取り入れる
シャンプーの前に、軽くお湯で髪を洗う「プレ洗い」もおすすめです。
ホコリやスタイリング剤の残りを落とすことで、シャンプー本来の泡立ち力を引き出せます。
STEP4:すすぎはしっかり
泡を流すときは、髪や頭皮に残らないように丁寧にすすぎましょう。
泡や汚れが残ると、髪がべたつきやすく、香りも長持ちしません。
タオルドライとドライヤーの順番も大事!
濡れた髪を放置するのはNGです。
タオルで水分を押さえた後、ドライヤーで根元から乾かすことを意識しましょう。
5. 美容師がよく聞かれる質問Q&A
Q1:初心者が避けた方がいいシャンプーって?
初心者が避けた方がいいシャンプーは、強すぎる洗浄力を持つシャンプーです。特に、硫酸系の洗浄成分を多く含むシャンプーは、髪や頭皮を過剰に乾燥させてしまうことがあります。洗浄力が強すぎると、髪本来の潤いまで奪ってしまい、パサつきやかゆみを引き起こす原因になりやすいです。髪や頭皮に優しいアミノ酸系のシャンプーや、保湿成分が豊富なものを選ぶと良いでしょう。
Q2:1回で効果は出る?
1回で効果を感じるかどうかは、シャンプーの成分や髪の状態にもよります。例えば、ダメージ補修や保湿を目的としたシャンプーは、1回でも髪の指通りやまとまりが良くなることがあります。しかし、髪の健康は日々のケアの積み重ねなので、継続的に使うことでさらに効果を実感できます。短期間で劇的な変化を求めるよりも、コツコツ続けることが大切です。
Q3:安いシャンプーでも大丈夫?
安いシャンプーでも髪を洗うこと自体には問題はありませんが、髪や頭皮の状態を改善したり、長期的に健康的な髪を保つためには、高品質なシャンプーの方が効果的です。安価なシャンプーには、洗浄成分が強すぎたり、添加物が多かったりすることがあるので、髪に負担をかけることがあります。髪の悩みやダメージが気になる場合は、成分にこだわったシャンプーを選ぶのがオススメです。
Q4:美容サロンでシャンプーを買った方がいいの?
美容サロンでシャンプーを買うことには、メリットが多いです。サロンで販売されているシャンプーは、プロが実際に使用しているものが多く、髪質や頭皮の状態に合った成分が含まれていることが多いです。また、サロン専売品は、一般的に高品質な成分を使用しており、効果を実感しやすいです。自分の髪に最適なシャンプーを見つけるためには、美容師に相談してみるのも一つの手です。
Q5:シャンプーって一つを使い続けるべきなの?
シャンプーを一つだけ使い続ける必要はありません。髪の状態や季節によってシャンプーを変えるのは、実際にはとても効果的です。例えば、乾燥が気になる冬には保湿力の高いシャンプーを選び、湿気が多い夏には軽やかな洗浄力のシャンプーを選ぶなど、髪の調子に合わせてシャンプーを使い分けると良いです。自分の髪に最適な製品を見つけるために、定期的に見直すことをオススメします。