髪の毛の構造を知ると正しいケアに自信が持てますよ
髪を美しくする『基本のき』構造を知っておくと正しいケアに自信が持てます。
髪の毛は3層構造、よく海苔巻きに例えられます。外側が硬いキューティクル、中は比較的に柔らかく、水分を含むコルテックス、さらに芯の部分にメデュラという構造。
タンパク質でできており、皮膚や爪と同じです。乾いた髪はしなやかな上に丈夫で強く、
京都のお寺の造営に髪の毛と麻を編んだ『毛綱』という縄を利用したほど。硬さはなんと銅線並み!すごいぞ髪の毛
自然にかえるには400年ほどかかり分解されにくく、消化液でも消化に堪えるほど。前者はミイラに髪の毛が残ってるのが事例としてわかりやすいと思います。
猫を飼ってる方、『毛玉』はご存知ですよね?毛髪は酸などの消化液にも比較的に強い素材なのです。
ただし、水分を含むと傷つきやすくなり、アルカリで溶けてしまう性質があります。※ヘアカラーやシャンプーなどのいわゆる洗浄剤はアルカリ性。なので注意が必要ということ。
※濃度や時間、環境によって異なる
また一年で10〜15センチほど伸び、不可逆的(自己再生しない)ので、毎日のケア、健やかな髪を育むライフスタイルが美髪の秘訣ということですね。