髪は弱酸性。シャンプーは〇〇〇〇この理由。
髪や肌は弱酸性。って聞いたことありますよね?では髪を洗うためのシャンプーは?
そうアルカリ性です。でもなぜ多くのシャンプーや石鹸類はアルカリ性なんでしょうか?
弱酸性のものもありますよね?
それは
アルカリ性が脂質の洗浄に優れているから!
そうなんです。シャンプーの目的は洗髪ではなく、頭皮をきれいにすること。つまり不要な脂質を取り除くこと。
ちなみにアルカリ度が強い順から
灰汁 ph13
石鹸 ph9〜10
一般的なヘアカラー ph10±
アルカリ性単純温泉 ph8.5以上
パーマ液 ph8〜10
重曹水 ph8
海水 ph8
中性 ph7
健康な髪 ph4.5〜5.5
どうですか?石鹸のphの高さ。そりゃ手の脂を根こそぎ持っていかれるわけです…
しっかりとトリートメントやコンディショナーでphを戻さないといけないのはいうまでもありません。またヘアカラーやパーマ後は髪にアルカリが残ります。
残留アルカリについて詳しくは
リンク→それってヘアカラーした後じゃない?アイロンで髪が縮れた⁈話
シャンプーの洗浄力に頼らなくても、しっかりした知識があれば武器になることは以前にも紹介しました。概略だけ言うと、軟水の方が泡立ちが良く、洗浄には30℃以上のお湯が有効。
リンク→ 髪にいいのは硬水?軟水?
リンク→ シャンプーのお湯は〇〇℃がオススメ
このあたりの知識を持ってヘアケアに取り組んでいただくとことが良いものを使うことと同じくらい大事なことだと考えています。