キューティクルについて知る
キューティクルはウロコ状で一枚一枚が重なり合って4〜10層ほどの層をなし、水分を含むと開き、乾くと閉じます。
キューティクルの表面はMEAと呼ばれる脂質が存在しますが、ブリーチや紫外線の影響で失われてしまいます。このMEAを補うこともできますが持続力はそれほどありません。
この層にはスキマがあって、そこから水分を取り込んだり、ヘアカラー が影響したりします。キューティクルは閉じることで外部からの影響を守る鎧のような役目であると。
と、ここまでが基本知識です。
深く掘り下げるともっと複雑です。
キューティクルが綺麗に整って重なり合うことで、(MEAもあれば)ツヤツヤな天使の輪ができるということ。
反対にパサついて、キューティクルが綺麗に閉じない。ぼろぼろで損傷しているとオイルやスタイリング剤をつけても綺麗なツヤにはなりにくくなります。
そもそもキューティクル自体は硬いケラチンというタンパク質でできており非常に強固です。ライフスタイルやヘアケア、カラーやパーマなどのケミカルダメージが影響して損傷していきます。
髪は皮膚と違って自己再生できないので、労り、育む生活が必須です。一年で約10〜15センチほど伸びる髪。あなたの毛先はいつからあなたと共に生活してますか?